波動脳力を活性化しよう
波動脳力を活性化しよう
命に限りのある人間の幸せとは何か。これは恐らく人類がこの世に誕生して以来、永遠のテーマではないでしょうか。地球上の生命は種として集団で生命を伝えてきていますが、人類も集団でその生を繁栄させて、それぞれの時代に独自の文明を創り出し、文化を生み出してきたのです。そして、集団と個人との関係は集団の置かれている時代環境に応じて変化してきたのです。20世紀は戦争の時代ともいわれていますが、近代科学の発展を背景に、民族間あるいは国家間でより物質的な豊かさを求めて激しい抗争があった時代です。この時代には多くの場合個人は国家の統制の下に閉じ込められていたのです。今や、このような争いの延長上には人類の滅亡が来るとのことで自制が求められています。それでは、これからの新しい時代はどうなるのでしょうか。
国際化といわれて久しいですが、共産圏の壁が壊されて本格的な国際化が進展してきていると思います。情報化時代への突入とも言われていますが、情報化とはどのようなことなのでしょうか。明らかなことは、集団と個人の関係が変わることです。今までは、国家や組織が管理・統制していた多くの情報がその気になれば、誰でも入手することも可能になるのです。集団や組織の壁は低くなる代わりに、情報の活用の仕方によっては個人の立場は強くなるでしょう。一方で個人の責任は重くなり、個人の自立が要求されてくるでしょう。
個人が欲しい情報が何でも手に入る、何か幸せになれそうな気がします。本当にそうだろうか。情報は物と違ってスペースを取らない。際限もなく欲望が広がっていく。情報はその人の心や意識に直結しています。その人が情報をうまく扱いこなせるのか、逆に情報に翻弄されてしまうのか、大きな違いであります。最近の青少年の犯罪は、広い意味での情報への対応方法の知恵を教えられないまま、情報に翻弄されている子供たちの叫びを聞くようで悲しい。情報時代には知識(情報)は必要以上に氾濫しているのです。有り余る知識(情報)を選択する知恵が要求されるのです。
一般的に情報といわれているものは、紙に書かれていたり、音で聞いたり、画像を目で見たりしているもので近代科学でも確認されているものですが、人間は顕在意識を通して受け入れています。一方「気」のようないわゆる波動と称されているものは多くの場合顕在意識を通さず、直接潜在意識に取り込まれています。このような波動は広い意味で情報の一種といえます。
人間が情報を処理するのは脳を中心とした神経系であります。書かれた文章をコンピューターに格納するのとは違います。書かれた文章は誰が見ても客観的、普遍的なものと確認は可能です。しかし、人間が情報を取り込み記憶するにはコンピューターのように無批判に格納するわけではありません。その人なりの、価値観、利害あるいは過去の記憶等を総動員させて、その情報を判断し、必要と思われるものを記憶するのです。従い、客観的な事実といわれる情報であっても、その情報は人によって受け止め方が違って当然なのです。ある1つの情報がある人には楽しいものであるのに別な人には悲しいものになることもあるのです。そしてこのような情報に対する判断はもちろん顕在意識が関与するのですが、その顕在意識を背後でコントロールしているのが潜在意識であり、更に波動のように顕在意識が関与せずに直接潜在意識に影響を与えることもあるのです。このような潜在意識まで含めた情報を処理する能力は脳の中では間脳を主にした働きであり、神経系では錐体外路系の自律的な働きと考えています。
このような潜在的な情報を処理する能力を、私は「波動脳力」といいます。
それでは、「波動脳力」とはどんな能力なのでしょうか。
まずは生命体として自然に備わっている機能に気づき、その能力が発揮できるようにすることです。
私達の命は孤独な存在では有りません。人間として集団をなしているし、生活の環境の中に生かされているのです。更には地球という宇宙の中でも非常に特殊な環境に生かされているのです。
私達はそれぞれが顕在意識でどのような考えを持とうと、無意識のうちに例えば気のようなもので、お互いの間あるいは自然環境と交流をしています。このような外界あるいは環境との交流の「感受力」を高めることです。
この「感受力」を高めるためには、まずアンテナがしっかりしていなければなりません。生命体は外部の情報、特に微弱な情報ならば尚更のこと、自分が意識するしないに関わらず、自分が必要とする情報を受け取ろうとします。従い精神面からいえば、情報が氾濫し価値観が多様化してきた時代において、自らの意識を確固としたものに確立することです。私達にとって最も好ましい行動を訓練で繰り返すことにより習慣化し、その機能を潜在意識に取り込み、「直観力」(第六感)としての「反応力」を高めることです。
健康に関していえば、「自然治癒力」であります。私達の身体にはすばらしい力が備わっているのです。出来る限り薬や医者に頼らないですむように活性化させるのです。
日本の社会はこれから更に高齢化が進み、老人の医療費や年金の負担が若者たちに重くのしかかるといわれています。自らの治癒力を発揮させることよりも、安易に薬や医者に依存させてきた医療体制のあり方、老人になったら年金をやるからおとなしく引退しなさいという年金体制のあり方など現在の仕組みに問題があります。老人が増えてくるなら、老人が若者たちの足を引っ張るのではなくサポートしてあげ、老人が社会の一翼を担い活性化に一役脱ぐような活力が必要であります。そのためには、「波動脳力」に気づき、これを高めることにより、自らの心身を精一杯活用していただきたい。





